ご挨拶

 日頃より公益財団法人北九州市芸術文化振興財団の事業に対し、格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

 当財団は昭和51年の設立以来、北九州市の芸術文化振興・発展に取り組んでまいりました。近年は、北九州芸術劇場や響ホールの運営をはじめ、舞台芸術・音楽・埋蔵文化財を通じ、地域に根差した文化の創造と継承に取り組んでいます。

 コロナ禍を経験し、芸術文化のもたらす癒しや希望、そして人と人をつなぐ力が、これまで以上に求められていることを痛感いたしました。いま、市民一人ひとりが芸術文化を身近に感じ、感性や創造力を育む環境を守り、次世代にその豊かさをつないでいくことこそ、私たちの使命であると考えています。

 そのためには、行政との連携協力に加え、多くの市民や企業、地域の皆さまからのご協力が不可欠と考え、芸術文化の未来を共に築く「寄付」「協賛」のご支援を広くお願いしております。皆さまからいただいたご支援は、芸術文化をより多くの人に届け、その魅力や価値を広げていくさまざまな取り組みに活用させていただきます。芸術文化がもたらす感動と出会いで人々の心が通い合う—— そんな瞬間を一つでも多く生み出せるよう、私たちは力を尽くしてまいります。

 人と人のつながりがまちに新たな活力を生み、未来への可能性が広がるこの歩みに、お力添えを賜りますよう心よりお願い申し上げます。

財団の主な事業

大手町練習場

埋蔵文化財調査室